婚活における年収600万円の理想と現実

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婚活における年収600万円の理想と現実

“男性には経済力を求める”これは事実なのでしょうか。

ある企業が20代の独身女性を対象に行った調査によると「結婚相手の経済力は必須条件」と回答した人は8割以上に登っているそうです。「自分より年収が低い人とは結婚したくない」と回答した人は6割以上と、女性側に収入があっても男性には経済力を求めているのがよくわかる結果でした。それでは女性は結婚相手にどのくらいの年収を求めているのでしょうか。同調査で女性が男性に求める理想の年収は最低600万円以上という回答が4割以上にも登り、最も多い結果でした。妥協できる年収としては400万円以上という回答の割合が5割近くに登りました。

年収が400万円に満たない男性にとっては目を背けたくなるような結果です。非正規社員が増え、雇用情勢が不安定なこの時代に“年収600万円以上の理想”は現実とかけ離れているように思えます。結婚適齢期(25歳~34歳)の未婚男性で年収600万円以上の人は僅か3.5%しかいないのですから。

 

女性が経済力を求める3つの理由

大きく分けて3つの理由があります。第一の理由に“出産”という人生においても大きなイベントを見据えているからなのです。女性が結婚を考える大きな理由のひとつに子どもを持ちたいという希望があります。妊娠中や出産後も働くことはできますが、何らかの理由で働くことができなくなったり、出産後に子どもとの時間を大切にしたいなどの理由で仕事を辞めることも十分に考えられます。そんな時でも安心して生活ができる経済力を男性に求めているのです。
知人の金融機関勤務の佐藤さん(仮名:女性・32歳)は同じ年代の女性より給料は多めですが、結婚相手には最低500万円の年収を求めるといいます。結婚後も仕事を続け、出産後も職場に復帰するつもりですが、出産から育児休暇中は年収の大幅ダウンは避けられません。結婚、出産後も生活レベルは絶対に下げたくないのが理由だそうです。

2つ目は日本ではまだ男尊女卑の風習が残っています。女性が男性と同じように働いて、地位確立や高い給料を貰えるのは限られた職種でしか難しいのです。
ある食品メーカーの技術職の斉藤さん(仮名:女性・26歳)は職場での男性との待遇の違いに不満があるそうです。同じミスをしても後輩男性が出世していくことや、管理職に男性が多いことに疑問を感じているとのこと。女性はいくら頑張っても男性と同じような待遇や出世は無理だとわかっているので、結婚したら夫の給料を生活費のメインにして、自分はお小遣い程度が稼げるパートタイマーにキャリアダウンして働くことを考えているそうです。その為にある程度収入の見込める男性を結婚相手として探しているそうです。

3つ目は女性が育った環境が大きく影響します。結婚適齢期を迎える女性たちが育った家庭は父親は会社員、母親は専業主婦という形が一般的でした。それを見て育った女性は“自分も結婚したら専業主婦に納まる”というのが常識としてあるのです。
家事手伝いの櫻井さん(仮名:女性・34歳)はサラリーマンの一般的な家庭に育ち、専業主婦の母親をみて育ったそうです。父親は製薬会社の営業マンで、櫻井さんの子どもの頃の周りの家庭より収入が多めで、金銭的には恵まれて不自由なく育ったことから、自分も結婚したら母親のように専業主婦になって家事と育児に専念したいと思っているとのことです。結婚相手には父親の収入を上回る年収800万円以上を希望しているとのことです。

 

収入が低い男性は結婚に消極的

男性は経済力を求める女性の声をどのように受け取っているのでしょうか。

フリーター歴14年の太田さん(仮名:男性・38歳)は巷で耳にする女性が求める男性の年収は500万とか600万とか1000万とかいう声に疑問を感じているとのことです。この時代、年収500万円を稼ぐことがどれだけ大変なことか理解しているのだろうか…と。

製造業派遣社員の後藤さん(仮名:男性・31歳)はある程度収入のある女性や経済力を求める女性は自分には見向きもしないだろうし、派遣社員という不安定な身分では結婚は諦めているとのことです。

福祉関係の施設で働く内川さん(仮名:男性・28歳)は女性が仕事をしていて、収入もある上で結婚相手に同じように収入を求めるのは自然なことだか、自分は働かず、相手ばかりに求めるのは納得がいかない、そして収入ばかり気にする女性は信用できない、という不信感すら覚えているとのことです。

女性の声を目の当たりにすると、“妻や子どもを養うなんて無理”、“お金目当てで信用できない”そう思う独身男性も少なくないでしょう。
特に男性は収入が少なかったり、仕事における身分や雇用形態などが不安定だと結婚にも消極的になってしまいます。これも日本社会において未婚を増加させる一因になっていることは間違いないでしょう。

 

女性は専業主婦・年収600万円願望を捨てる

女性が結婚相手に経済力を求める理由も気持ちもよくわかります。安定した生活は夫婦生活を継続させる上でもとても大切なことです。子どもを持ったら十分な教育も受けさせたい。その為にはある程度のお金は必要になるでしょう。しかし、専業主婦や年収600万円に拘っていては、いつの間にか歳を重ね、結婚や出産のチャンスを逃してしまいます。考え方を少し変えてみれば、家庭で二つのエンジンを持ちながら、トータルで例えば夫が年収400万円、妻が年収600万円という形もありますし、出産前後で妻が産休や育休で年収200万円になっても、夫が稼ぎを維持すれば長期的に見れば家計は安定していると考えられるでしょう。

 

お金の使い方が上手な男性になる

もっとも年収が1000万円あっても貯金0という人もいます。年収400万円の人でも十分な貯金がある人もいます。浪費癖のある人はいくら収入があっても、お金は貯まりません。ギャンブルやいわゆる無駄遣いをする人は経済力があるとは言えません。一方で健康の為にスポーツジムに通っている、共働きに備え料理教室に通っているなど、少ない収入の中で将来の自分に有益になるお金の使い方をしている人の方が本当の意味で経済力があると言えます。これは婚活をする上で、女性にアピールできますし、武器にもなります。お金の使い方が上手な男性は間違いなく結婚生活をともにするパートナーとして非常に信頼すべき相手であると言えるでしょう。
これはいわゆるケチとは違いますね。1円でも多く貯金をしようと、デート代を惜しむような人は、またちょっと違う視点から見なければなりませんね。

 

新しい夫婦の時代

わたしたちは、婚活という狭い視点から少し離れる必要があるのだと思います。仕事にしろ生き方にしろ、また結婚の形も大きく変わってきているのです。
ニュースを見れば毎日のように、非正規社員が増え、正社員であってもリストラや会社の倒産など、将来が読めない時代であることを知らされますね。
一方で女性が仕事で活躍できる場は確実に拡がってきています。自分たちの親のような“夫は外で働き、妻は家を守る”という考えは崩壊しつつあります。既に逆も普通によく耳にする用になっています。そして、男性も女性も結婚に対する理想像を改める段階に来ています。
女性が男性に求める高い経済力は、今の時代では現実的ではなく、その考え方こそが自らの結婚を遠ざける一因になっていることに婚活中の独身女性たちは早く気付くべきでしょう。実際、統計データでみれば未婚男性(20代後半)の中で年収600万円以上の人は4%にも満たないそうです。いつまでも非現実的な理想にしがみついている時間はありませんし、自らが結婚しても働き続けるという選択肢も持っておかなければいけません。
ちなみに、自立しようと決意して前を向いた貴女には、今までになかった人間的な魅力や包容力が見て取れるようになると思います。この気持ちこそが、よりよいパートナーを引き寄せる魅力となることも覚えておいてください。
男性も婚活に及び腰になっている場合ではありません。経済的な負担を女性に求めてもおかしくない時代とは言え、男性も変わらなければいけません。結婚後は家事や育児をする姿勢を女性にアピールすべきでしょう。その為に料理をマスターしたり、家事スキルを磨くことは婚活をする上で大きな武器になります。
男性も女性も素直に現実と結婚に向き合い、足りない部分は補う姿勢が大切です。夫婦で共働きをすれば、夫が失業したとしてもしばらくは妻の収入で乗り越えられるという安心感もあります。その場合、夫は妻が働いている時間に家事や子育てに専念すればいいのです。

 

婚活を始めましょう!

厳しい時代の変化を受け入れ、男性も女性も一昔前とは違う結婚観を持つことが大切なことがわかりました。専業主婦や年収600万円を求めていた女性も自分の経済力に不安を抱える男性も気持ちを新たに婚活を始めてみませんか。
男性も女性もまずは現状の自分を分析することから始めます。年齢、仕事、収入、居住地、長所、短所、趣味、自己PRなどを書き出してみるとよいでしょう。自分の状況を把握することで、どんな相手が釣り合っているのか。自分の一番の魅力は何か。何をアピールすれば、結婚相手として選んでもらえるのかが見えてくるでしょう。
そして、次は自分に合った婚活方法を見つけることです。

 

いろいろな婚活スタイル

1.自力型
職場など自分の周りから自分の力で結婚相手を見つけ出す方法です。これは職場の環境や本人の行動力にかかっています。待っているだけでは出会いはありません。
2.合コン
結婚が目的というより、遊び・飲み友達を増やす感覚の方が強い場合があります。ルックスに自信がある人、気配りが得意な人などに向いています。
3.婚活パーティー
一度に多くの異性と出会いたい人、大勢の人と話すことが好きな人、趣味などの話題が豊富な人、イベントや華やかな雰囲気が好きな人などに向いています。
4.結婚相談所
アドバイザーと面談で相談をしたい、プロの的確なアドバイスが欲しい、入会費や成婚料など高い費用を支払っても確実な結婚への道筋があるなどメリットを感じる人に向いています。
5.婚活サイト・アプリ
大勢の中からピンポイントで相手を探したい、忙しい人、婚活の費用を抑えたい人、メールでのコミュニケーションが得意な人、柔軟性がある考えを持っている人、出会いの科学的な根拠に興味がある人などに向いています。

 

現代の人が活動しやすい婚活スタイル「婚活サイト・アプリ」

現代人はとにかく時間がありません。家にいながら、または休憩時間を使って婚活ができ
るアイテムをご存知でしょうか。しかも、手頃な料金で始められます。アメリカなどではメジャーな婚活スタイルで多くの人に浸透しています。日本でも数年程前から様々な婚活サイト・アプリが出てきました。このような婚活サイト・アプリを利用する人は新しいものを取り入れる柔軟性があり、他人の意見を聞き入れることができる人が多く登録している可能性があることから、お互いを理解できる人に多く出会えるかもしれません。十分に利用価値があるアイテムと言えるでしょう。逆に、自分を客観的に見ることができない人や何でも自分で決断したい人には向かないかもしれません。
また、結婚観が多様化する中、理想とする結婚相手を身近で見つけることが難しくなっており、婚活サイト・アプリなどを利用して、出会いのチャンスを拡げることが必要になってきています。

 

結婚後の幸せを考える「エン婚活」

3組に1組が離婚する時代、結婚がゴールではなく、結婚後に幸せを続けるということを大切に考えた「エン婚活」は2016年7月にスタートしました。“結婚後の幸せはマッチングが重要”と考え、主に次の4つの要素をマッチングデータに取り入れています。
1. お金の価値観
2. 仕事の価値観
3. 子どもに関する価値観
4. プライベートに関する価値観
独自の調査で、いずれかの価値観がマッチングしないと結婚後はうまく続かない場合が多いという結果がでており、マッチングの際に最重要視されている項目です。これは先に書いた“新しい夫婦の時代”の考え方にも合ったマッチング方法と言えるでしょう。考え方や価値観のミスマッチを防ぐことで結婚後「こんなはずではなかった…」という不満やストレスを限りなく無くす為の重要なプロセスです。
また、発足間もないエン婚活が注目を集める理由として、費用対価が高いことが挙げられます。専任コンシェルジュによるサポート、価値観の合った人を毎月6人以上紹介、本人確認書類や独身証明の提示義務による安心感など、結婚相談所と同等の機能を持ち合わせていながら、費用は一般の結婚相談所の1/10というコストパフォーマンスの良さがあるでしょう。更に「婚活の学習機能」を導入し、婚活に関するオンライン講座50本が月会費の中で受け放題です。ここでも結婚後の幸せに備え、「夫婦コミュニケーション」、「家族デザイン」などの講座を受けることができます。興味深い取り組みとしては、実際に会ったカップルに相手の印象を点数付してもらい、本人にフィードバックを行うということです。自分では気が付かなかった弱点などを知ることができます。また、その結果に基づき、コンシェルジュよりおすすめのオンライン講座が紹介されるという仕組みです。
単に成婚に拘ったサービスだけではなく、結婚後の幸せを見据えたサービスを提供するのが「エン婚活」です。

このようなサービスを利用することで、結婚への流れは自然で早いと言われています。結婚を前提にしていることと、データマッチングで事前に相手のことを知ることができる為、マッチングの精度は高く、ミスマッチが少ないということが理由でしょう。アメリカではこのようなデーティングサービス利用者の方が離婚率が低いという統計も出ています。結婚後も夫婦関係がうまくいく可能性が高いということを表しています。日本ではまだ浸透していないサービスですが、結婚観がますます多様化していく時代に必須な婚活スタイルになることは間違いないでしょう。

 

 

 

 

 

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